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塗装の資格はどんなのがあるの??~塗装技能士編~

こんにちはっ!事務員の吉澤です(。-`ω-)

今日は塗装職人さん達が保有している資格の中でどの会社も大きく掲げている資格がどんなものなのか解説していきますっ!!

それは…塗装技能士検定です!

この資格は厚生労働省が所管し、中央職業能力開発協会というところに委託された国家資格の検定です。

検定の級には1級から3級まであり、それぞれ一定の実務経験年数が受験するために必要になってます。


1級・・・実務経験7年以上

2級・・・実務経験2年以上

3級・・・実務経験6か月以上


1級に関しては合格率が50%前後と言われています。7年以上実績を積んだ職人さんでさえ半分が落ちてしまっており1発合格が難しい検定です。

 

塗装技能士と言っても「木工塗装作業」「建築塗装作業」「金属塗装作業」「噴霧塗装作業」「鋼橋塗装作業」の5つの分野に分かれており外壁塗装の職人さんは「建築塗装作業」という分野で受講します。

 

受験科目は”学科”と”実技”の二つ!!両方とも合格ラインに達してはじめて検定取得になります(^▽^)/

学科

100点中65点以上で合格ライン。

材料や色彩、関係法規に関する問題が50問ほど〇✕問題か四択で出題されます。

普段実技だけを行っているだけでは解けない問題が多々出題されるため学習は必須です!!

 

実技

100点中60点以上で合格ライン。

採点方法は減点式で基準に関しては不明になっています!!

試験内容は一枚のベニヤ板にパテ塗りやケガキ、調色、刷毛やスプレーでの塗装を行い、仕上がりの具合を判定していきます。

制限時間は5時間となっており、現場でも大事な”片付け”も含めての試験時間になっています。

図面をもと出題されるらしく図面読む能力も必要になってきます。

また、いつもとは違った環境、道具で試験を受け指定条件に従ってやらなければいけないため、練習あるのみ!と言われています。

 


塗装会社を選び悩んでいる際は、この資格を保有した職人さんがいるかどうかも決めるポイントの一つにしてもいいと思います!!

塗装技能士に関しては必ずHPに載せる際は何級かを記載しないといけなくなっているので必ず確認してみてください(^▽^)/

 

 

それでは今回はここまで!次回もお楽しみに(*´▽`*)