こんばんは!事務員の北村です。
寒くなったと思いきや、また暑くなってきて驚いています、、、
衣替えのタイミングが難しいですね
さて!今回は塗装の仕上げ方法のご紹介です。
仕上げ方法はいくつかあるので覚えていってくださいね!
吹き付け工法
万能ガンやエアレススプレーと呼ばれる道具を使用して霧状にした塗料を、吹き付けて塗装する方法です。
道具の種類によって模様を変えることができます。
複雑な模様や重みがある仕上がりにできること、凹凸や立体感などが作れることが特徴です。
しかし、養生をしっかり行わないと周囲に塗料が飛び散ってしまうので注意しなければなりません。。。
吹き付け工法には仕上げ材の種類が複数あります!
①スタッコ仕上げ
灰や大理石、セメントや砂、塗料などを混ぜた塗料を吹き付ける工法です。
スタッコ仕上げは表面がボコボコしているのが特徴です。
また、重厚感があります。
耐用年数は約10年と長いです。
デザイン性が高く、落ち着いた雰囲気を出すことができます。
デメリットは、汚れが目立ちやすくこれを放置しておくと、汚れが落ちにくくなってしまうことがあることです。
スタッコ仕上げの仕上がりは、職人の腕が重要になるので経験豊富な職人に頼むといいでしょう!
②リシン仕上げ
セメントとアクリルなどの樹脂に、細かく砕いた石を入れて顔料と混ぜてリシンガンで勢いよく壁に吹き付ける工法です。
コンプレッサーと呼ばれる機械に、リシン塗料を吹き付けます。
塗料の中に細かい石が入っているので、表面はザラザラしています。砂壁のようなイメージです。
塗膜が薄いため防水性、耐久性はあまり高くなく、耐用年数は7~8年とスタッコ仕上げよりは短いです。
比較的、安価で施工できます。
吹き付けには、掻き落としという工法もあります。
リシン材が固まる前にブラシなどの硬いもので、リシン材を掻き落とすというものです。
吹き付けよりも荒く味が出ることによって、高級感が出ます。
掻き落としは、施工の手間がかかる&腕のある職人が必要なことから吹き付け仕上げよりも単価は高くなります。
③吹き付けタイル仕上げ(ボンタイル仕上げ)
最後の処理や色艶などのデザインの種類が豊富なのが特徴です。
一般的には、下塗り→中塗り→上塗りという3工程ですが、
吹き付けタイルは、下塗り→主材(1~2回)→中塗り→上塗りの4~5工程になります。
主材の部分で粘土の高い塗料を吹き付けます。
コテ工法
左官職人がコテを使って模様をつける工法です。
金鏝や木片、ハケなどのさまざまな道具を使うことで、唯一無二の模様がつけられます。
扇仕上げ、スタンプ、マーブル調仕上げなど、自由に描けるので基本的にどんな模様やタイプでも作れます。
デザインの幅が広がります。
こちらも職人の腕が必要になるので、費用が高めになります。
ローラー工法
最近の主流はこのローラー工法です。
効率的に塗装できます。
スポンジ状のマスチックローラー、毛状のウールローラーがあります。
マスチックローラー
ローラー部分がスポンジ状なので、粘性のある塗料を塗る時に使います。
水のようなサラサラした液体塗料を塗るのには適しません。
厚塗りしたい&凸凹の模様を付けたい ときに使います。
スポンジ部分が塗料を多く取り込むため、厚塗りになります。そのため補強しヒビ割れなどの劣化を防げるので耐久性が長くなります。
外壁の補強を目的とした塗装をする方には向いています。
しかし、厚塗りする分塗料を多く使うので金額が高額になります。
そしてマスチックローラーでは凸凹模様しかできません。
ウールローラー
均一に塗料を塗るのに適しています。
毛丈は、短毛、中毛、長毛に分けられています。
短毛:毛足が4〜5mm程と短いです。鉄扉の塗装などに使われます。
滑らかな仕上がりにしたいときに使います。
中毛:毛足が13mm程です。一番多く使われているローラーかと思います。3つのローラーの中で一番万能型です。多くの現場で使われているのが、このローラーです。安価で手に入り、使いやすいです。
長毛:毛足が20mm以上あります。デコボコの塗装面によく使われます。
少しでも知識をつけておくと、業者にお願いする際に自分から色んな提案ができるので話を進めやすいですし、自分の理想通りの外壁になるかと思います!
次の更新をお楽しみに★
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